まとまった積雪の翌朝は、いつもより気持ちを引き締めてハンドルを握らないと…。除雪車が何度も通り過ぎた後も、降り続いた雪が凍て付いて路面はまるでスケートリンクの様。一瞬の気の緩みやハンドル操作の誤りが命取りですからね。今朝は、今年一番の緊張感を持ってスクールバスの運行に取り組みました。橋の上でしかもカーブになっている箇所は特に要注意!!不思議と毎年同じ場所で事故が起こっています。
下は、保育園の年少さんから上は、中学3年生までの11名と運転手1名、計12名の尊い命を預かる仕事は責任重大です。ガードレールを突き破ればそこは断崖絶壁、まず助かる見込みは無いでしょう。20cm強の積雪はほんの序の口で可愛らしいもんです。これから1月、2月の上旬にかけて「ここが本当に京都市か??」と首をかしげるほどの積雪が…1m50cmから多い年だと2m近くまで。普段から走り慣れている者でないと、何処から何処までが道で、何処からが側溝もしくは崖になっているか解らないですもんね。
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余りの雪景色の素晴らしさに見とれている場合ではありません。日が暮れかかると、鹿等の野生動物が突然道路を横切って来る可能性だってありますし、雪の季節は、普段の倍も3倍も疲れるんです。意識の無い所で相当神経を使っているんでしようね。でも、後ろに乗っている子供たちは、運転手のオジサンの気持ちを知っているのかどうなのか??(笑)そんな事は別として、毎日々バスの窓越しから見る景色は、彼らが大人になった時に良い影響を与えてくれるでしょう。春の新緑、燃える様な紅葉、そして一面の銀世界…目に入って来るもの、耳から聞こえて来るものが、都会の子供達とは明らかに違いますから。バスの運転は俺に任せてー、その目に久多の大自然を焼き付けてくれよ♪
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