この広大な圃場・・・去年までは、大人の背丈を遥かに超えるカヤ畑・・・いわゆる”耕作放棄地”だったのです。元々は、ちっちゃな田んぼが点在する”段々畑”だったのを、大型のトラクターやコンバインで作業が出来るように”耕地整理”されたのですが、高齢化や後継者不足により面倒が見きれなくなり”やむなく”荒れ果ててしまっていました。久多集落内には、耕作放棄地は沢山存在します。でも、この問題は久多だけでなく全国の中山間地域全ての課題となっている事は言うまでもありません。都会で暮らす人たちが、たま~に息抜きに田舎へやってくる。そこで見る非日常的な景色に感動し心癒されるんでしょうが、それは、地道に何代にも渡って手入れをし続ける”住民”が居てくれるからこそ!!なんです。(←ココは、強く主張したい!!)
この日は、日差しは指すものの吹く風は冷たく(恐らく、市内の中心部とは5℃は低くかったのでは??)肌寒く感じましたが、我が田舎塾の”精鋭部隊”が、畑の石を取り除き、鍬で土を耕しご覧の様な見晴らしの良い元通りの姿に蘇らせてくれました!!今後、ここに北山友禅菊の苗を植え込む為、それが鹿のエサになってしまわぬように、先に電気柵を施す準備までがんばってくれました。今月の22日から大学生が3名手伝いに、24日の久多の会でも、それから6月の6~7日にかけて1泊2日のスケジュールで関西大学の有志が数名来てくれるので、何とか梅雨に入る前に全ての畝に苗を植え込みたいと考えています。2~3年後の風景を思い描きながら・・・
ここは、みんなの憩いの場・・・外でもないし内でもない、曖昧な空間。一見、無駄の様に思えるこの場所・・・でもそこは、先人が考えに考え突き詰めた日本の気候風土に適した”のりしろ”なんですね~。床板に腰掛け足を投げ出すと、足元に当たるお日様の温もりが心地よくて・・・お茶を飲みながら、気の合う仲間と近況報告会♪ 人と人を結び縁を取り持つ「縁側」・・・。
この日の昼食メニューは、手打ち蕎麦と山菜ちらし寿司と山菜の天麩羅でした。※この本わさびは、ご近所の小滝さんが丹精込めて育てておられるものを分けてもらいました。
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次回は、6月14日(日)に開催します。
主な活動内容は、「苔庭作りとよもぎ餅つき大会!!」です。午前中に、散策がてら苔を採取してその後苔庭作り。お昼によもぎ餅つき大会を行い、午後からは、おくで農園で夏野菜の世話をします。
◎ 費用…大人(中学生以上)お一人様¥3240円(税込)
◎持ち物…汗を拭くタオル、着替え、軍手、帽子
◎アクセス…京都方面より→国道367号線 大津市葛川梅の木左折
神戸・大阪方面より→京都東インターから西大津バイパス経由、湖西道路真野インターで下車左折。
国道477号経由、国道367号線 大津市葛川梅の木左折。
※J.R京都駅もしくはJ.R堅田駅発着で乗合送迎も可能ですので、ご希望の方はお早めに申し出てください。
◎ご予約、お問い合わせは、
090-8758-4117(おくで) もしくはsobauchi-okude@docomo.ne.jp まで。